服を選ぶ際には、着丈も重要な要素です。着丈によって、印象が大きく変わってきます。自分に合った着丈を選ぶことで、よりおしゃれに見えるだけでなく、体型をカバーすることもできます。本記事では、着丈の種類や特徴、自分に合った着丈の見つけ方などをご紹介します。
着丈とは
「着丈」とは、洋服や和服などの衣類において、肩から衣服の裾(すそ)までの長さを指す言葉です。具体的には、肩から裾の最長部分までの長さを測った値を示します。
着丈は、身体のサイズや衣服のスタイルによって異なるとされています。たとえば、シャツやTシャツなどのトップスは、通常腰までの着丈となることが多いですが、ドレスやロングコートなどは、膝や足首までの着丈を指すのが一般的です。
主な洋服の着丈は以下の通りです。
・Tシャツやカットソー…首周りの下から裾までの長さ
・ジャケットやポロシャツ…襟の付け根から裾までの長さ
・パーカー…フードの付け根から襟までの長さ
着丈と身丈の違い
着丈と身丈は、どちらも洋服の長さを表す言葉ですが、測る位置が異なります。
・着丈
背中側の首の付け根から裾までの長さのことです。
・身丈
前面の首の付け根から裾までの長さ。
着丈との主な違いは、身丈は首リブ部分を含むことです。首リブ部分を含んだ分、身丈のほうが着丈よりも数cmほど長くなります。
着丈の種類
ここでは主な着丈の種類についてご紹介します。
ショート丈
ショート丈とは、着丈が短い服のことです。おへそが見えるほど短いものから、腰が見える程度の長さのものまであります。また、ミニスカートやショートパンツ、ショート丈のワンピースなどもショート丈に含まれます。ショート丈は、脚を長く見せたり、脚痩せ効果を期待したい方におすすめです。また、カジュアルな印象を与えるので、普段着やデート服にぴったりです。
ミドル丈
ミドル丈のTシャツは、最も一般的な長さのTシャツです。おへそから腰までの長さで、どんな体型の方にも合わせやすいでしょう。どんなシーンにも合わせやすいので、1枚は持っておきたいアイテムです。
また、着丈が膝丈やふくらはぎ丈の服のことも指します。ロングスカートやパンツ、ワンピースなどがミドル丈に含まれます。ミドル丈は、脚を綺麗に見せたり、体型をカバーしたい方におすすめです。また、ミドル丈は、エレガントな印象を与えるので、オフィスやフォーマルなシーンにぴったりです。
ロング丈
ロング丈のTシャツは、着丈が長いTシャツです。お尻が隠れるくらい長いものから、膝が隠れる程度の長さのものまであります。体型をカバーしたり、上品な印象を与えたりしたい方におすすめです。
ロング丈とは、着丈がくるぶし丈や足首丈の服を指し、ロングスカートやパンツ、ワンピースなどがロング丈に含まれます。ロング丈は、脚を長く見せたり、上品な印象を与えたりしたい方におすすめです。また、ロング丈は、リラックスした印象を与えるので、休日やリゾートシーンにぴったりでしょう。
自分のサイズの測り方
自分にぴったりの着丈を知るには、サイズを正確に測る必要があります。サイズを測定する際には、柔らかく伸縮性のあるメジャーや定規を使用し、できるだけ正確に測ることが重要です。また、測定する際は衣服の上からではなく、直接肌に触れるようにしましょう。
着丈
首の後ろにある、出っ張っている骨を起点にし、垂直にメジャーを伸ばします。好みの着丈に合わせて「腰までの長さ」「お尻半分までの長さ」「お尻を覆う長さ」などを測っておくことをおすすめします。自分一人で測るのは難しいので、家族などに頼むのが良いでしょう。
胸囲
胸囲は、胸の一番膨らんだ部分の周囲を測定します。胸の下からバストの最大部分まで、一周するようにメジャーを回して測定します。男性と女性とで測り方が異なるので注意しましょう。
男性:両脇の付け根あたりから、メジャーを水平に一周させる
女性:バストトップからメジャーを水平に一周させる
腕を上げて測る誤差が生じるため、腕を下ろした状態で作成することが大切です。
肩幅
肩の骨が出っ張っている部分から、首になる骨が出っ張っているところまで、メジャーを身体に沿わせて測定しましょう。次に首の骨が出っ張っているところから、反対側のほうが出っ張っているとろこまで測定します。
袖丈
腕を下ろした状態で、肩の骨が出っ張っている部分から、肘の骨が出っ張っているところの内側までを測ります。次に、肘から手首の骨が出っ張っている部分までを測定します。
裄丈
裄丈は、首の付け根から肩を通り袖口までの長さを指します。まず、首の骨が出っ張っている部分から、肩の骨が出っ張っている部分までを測ります。次に、肩の骨から肘の骨が出っ張っている部分までを測りましょう。最後に、肘の起点から手首の骨が出っ張っている部分までを測定します。
ウエスト
ウエストは、おへその上のくびれた部分の周囲を測定します。自然な姿勢でメジャーを巻き、ウエストの一番細い部分を測りましょう。
ヒップ
ヒップは、お尻の一番膨らんだ部分の周囲を測定します。お尻の一番突き出した部分から測り、一周するようにメジャーを回します。
脚の長さ
パンツやスカートを選ぶ際には、脚の長さも重要なサイズとなります。脚の長さは、股から足首までの長さを測定します。壁に背中をつけて、メジャーを股から床まで垂らして測定します。
一般的なサイズの測り方は以上ですが、洋服やブランドによっては異なる測定方法やサイズチャートが存在する場合もあります。商品の購入前には必ず各ブランドのサイズガイドを確認し、自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
自分に合った着丈の選び方
自分に合った着丈を選ぶ際は、自分自身の個性や好みを大切にしつつ、身長や体型、着用シーンを考慮してアイテムを選ぶことが重要です。
身長と体型
身長や体型によって、着丈が異なることがあります。身長が低い方は、ミニ丈のドレスやシャツを選ぶとバランスが取りやすくなるでしょう。一方、身長が高い方はロング丈が似合いやすい傾向があります。
また、体型によっても着丈の選び方が異なります。身体の特徴を活かしたり、カバーしたりする着丈を選ぶと良いでしょう。
肩幅
肩幅は、Tシャツなどのトップスのシルエットに大きな影響を及ぼすとされています。自分が着こなしたいスタイル別の肩幅の目安は以下の通りです。
・ぴったりのサイズで着たい
肩幅と縫い目が重なる程度のサイズがおすすめです。
・タイトに着こなしたい
肩幅が縫い目より少し内側にくる程度のサイズがおすすめです。
・大きめサイズを着たい
肩幅と縫い目が重なりつつも、身幅は広めのサイズがおすすめです。
着用シーン
着用するシーンによっても着丈は変わってきます。カジュアルな場面ではシャツやTシャツの着丈が適していますが、フォーマルな場面ではロング丈のドレスやコートがふさわしいでしょう。日常のシーンだけでなく、パーティーや結婚式などの特別なイベントの着用も考慮しましょう。
個人の好みとスタイル
自分の好みやスタイルに合った着丈を選ぶことも重要です。たとえば、個性的なファッションが好きな方は、ユニークな着丈のアイテムを選ぶことで個性をアピールできます。一方で、シンプルでクラシックなスタイルが好みな方は、シンプルな着丈のアイテムを選ぶと良いでしょう。
トレンド
流行やトレンドに敏感な方は、季節やファッションのトレンドに合わせた着丈のアイテムを選ぶと、おしゃれ度がアップします。一方で、トレンドよりも長く着用できるクラシックな着丈のアイテムも重要です。
日常的に来ている服のサイズを参考にする
普段から来ている洋服のサイズをチェックする方法もおすすめです。手持ちの洋服の身丈、着丈、身幅、肩幅、袖丈などを測定しておけば、購入を考えている洋服とサイズを比較しやすいでしょう
モデル写真をチェックする
インターネット通販では、モデル写真が使われているものも多いです。最近では、モデルの体型が記載されているものも多いため、サイズをチェックしてみましょう。モデルのサイズと自分のサイズを比較することで、自分に合うかどうかチェックしやすくなります。
自分に合った着丈を選ぶ際は、自分自身の個性や好みを大切にしつつ、身長や体型、着用シーンを考慮して、自信を持って着用できるアイテムを選ぶことが重要です。
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自分に合った着丈の服を見つけよう
洋服を選ぶ際には、着丈を参考に自分の身長に合ったサイズを選ぶ必要があります。着丈が短すぎると、着ぶくれして見えたり、脚が短く見えたりすることがあります。また、着丈が長すぎると、だらしなく見えたり、着丈が足りない部分がでてしまったりすることがあります。着丈は、洋服のデザインやシルエットを左右する重要な要素ですので、自分の身長に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
参考サイト
https://www.forcus.co.jp/blog/?p=21919#a1
https://tmix.jp/articles/height_length
https://tukureru.jp/
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